病院のご案内

病院長ご挨拶

社会医療法人福島厚生会
福島第一病院 院長

小川 智弘

地域に密着した医療提供を目指します

社会医療法人福島厚生会 福島第一病院は当時、信夫病院といわれていたころから67年が経過し、この間に地域のニーズ、医療環境の変化に伴い、現在の福島第一病院になっておりますが、1.生命の尊厳,2.患者さまの権利の遵守,3.人間愛・奉仕そして感謝といった理念は脈々と引き継がれております。その理念を基に、福島県北地区を中心とした地域医療を担うことで、地域住民の皆様に貢献すべく、精力的に活動しております。
福島県北地区は、他の地方都市と同様に、医療従事者の不足、特に医師や看護師の不足のために夜間救急医療体制が是弱であります。その中で、当院は福島市の内科、外科、循環器および整形外科の二次輪番病院として、積極的に救急医療に貢献するとともに救急当番日以外でも、救急患者様が当院に受診希望ございましたら、診察および相談に応じ、少しでも患者様に安心していただけるよう配慮しております。
また、当該地区の高齢化率が年々高くなり、病気が重複または重篤化しやすい高齢者の方が増加してきております。そういった高齢患者様は、入院の長期化や退院後の生活にお困りになることが少なくありません。当院では、周辺の医療機関および当院関連施設と連携とともに、回復期病床も備え、退院後も訪問看護、訪問リハビリにて包括的に高齢患者様の健康管理を担っております。
さらに当施設では、病気の治療だけでなく、地域住民の方々の健康管理として、検診、人間ドック(特に心臓血管ドック)、アンチエイジングドックの提供や健康講座も定期的に開催し、健康増進に役立てて頂いております。
今後とも職員一同協力し、地域の皆様の健康維持増進および疾病の治療、管理にお役に立てるようにしていきますので、ぜひ当施設のご活用お願い申し上げます。